Last Update 2022/06/07
位置パラメータ
1桁の0以外の、1つ以上の数字で示されるパラメータ
テスト概要
引数から割り当てられた位置パラメータの使用例
2桁以上の数値により示される位置パラメータの使用
引数から割り当てられた位置パラメータの使用例
サンプルスクリプトファイル
sample.sh
#!/bin/bash
# 特殊パラメータ「#」により位置パラメータの個数を取得
echo "位置パラメータ個数 : $#"
# 引数が2個の場合は合計値を出力
if [[ $# -eq 2 ]]; then
n=$(( $1 + $2 ))
echo 合計値 : $n
else
echo "入力引数$#個 --- 必要個数2個"
fi
実行結果
$ ./sample.sh 12 34
位置パラメータ個数 : 2
合計値 : 46
$
2桁以上の数値により示される位置パラメータの使用
2桁数字以上の位置パラメータの展開は ${ 数値 } の形式で記述
2桁数字以上の位置パラメータの展開は ${ 数値 } の形式で記述
サンプルスクリプトファイル
sample.sh
#!/bin/bash
# 特殊パラメータ「#」により位置パラメータの個数を取得
echo "位置パラメータ個数 : $#"
# 10番目の引数の値を表示
if [[ $# -gt 9 ]]; then
echo "10番目の引数 = ${10}"
else
echo "入力引数$#個 --- 必要個数10個"
fi
実行結果
$ ./sample.sh 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
位置パラメータ個数 : 12
10番目の引数 = 10
$
実行環境
GNU bash, version 5.1.16
コード例・出力内容中の表記
・実行例中の太字表記部分は、コマンドなどの入力された文字列を示します。
・「︙」や「...」の着色省略表記は、 実際のソースコードや出力内容などを省略加工した部分を示します。
・「︙」や「...」の着色省略表記は、 実際のソースコードや出力内容などを省略加工した部分を示します。